超常アトラス
剣山の大蛇のイメージNo.125
UMAUMA(未確認生物)

剣山の大蛇

剣山のオロチ

全長10メートル超の大蛇が峠に出現! 100人の捜索隊が山に入った四国の大騒動

1973年5月、徳島県の剣山のふもとで、山仕事をしていた人々が全長10メートルを超える大蛇を目撃した。這った跡のようなものも見つかり、大勢の捜索隊が山に入ったが、大蛇の姿はついに見つからなかった。

現場
徳島県美馬市穴吹町(剣山北麓・剪宇峠付近)
初出
1973年
怪奇度
★★★★★

▼峠の山林に現れた大蛇

1973年5月、剣山のふもとにある美馬郡穴吹町(現在の美馬市)の山中で、山仕事をしていた町議会議員らが、全長10メートル余り、直径30センチメートルほどの大蛇を見たと報告した。知らせを受けた町役場などが周りを調べると、大蛇が通った跡のようなものが見つかった。

目撃の場となった剪宇峠(きりうとうげ)は、穴吹町古宮とつるぎ町一宇の境にある標高約870メートルの峠である。この峠の近くでは複数の人が同時に大蛇を見たとされ、幅約40センチメートルの這った跡のようなものも見つかったという。

▼見つからなかった大蛇

騒ぎは大きくなり、100人を超す捜索隊が結成されて山に入ったと伝えられる。しかし大蛇は見つからず、その後どこへ行ったのかも分かっていない。

日本に棲む最も大きなヘビはアオダイショウで、長さは1〜2メートルほどにとどまる。10メートル級のヘビは日本の在来種にはおらず、目撃談の正体はいまも謎のままである。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    逃げ出した外国産の大蛇説

    サーカスや見世物小屋から逃げたアナコンダなどの大蛇が、日本の気候になじめず死んだのではないかとする、作家の山口敏太郎の見方。

  • 弐

    見間違い説

    倒木や大きめのアオダイショウなどを、山中の暗がりで実際より大きく見誤ったとする説。

  • 参

    山の主の大蛇説

    霊峰剣山には昔から大蛇の言い伝えがあり、山の主が姿を見せたのだとする伝説的な見方。