超常アトラス
ヤマピカリャーのイメージNo.126
UMAUMA(未確認生物)

ヤマピカリャー

山で目が光るもの(西表島の大ヤマネコ)

イリオモテヤマネコより大きい! 南の島の密林に潜む「目の光る」謎の大型ネコ

沖縄県の西表島では、島の人々が昔から「ヤマピカリャー」と呼ぶ野生のネコの話を語ってきた。1965年にイリオモテヤマネコが見つかった後も、それよりずっと大きく尾の長いネコを見たという話は絶えていない。

現場
沖縄県八重山郡竹富町 西表島
初出
1965年
怪奇度
★★★★★

▼「虎毛のオオヤマネコ」

西表島では以前から野生のネコがいることが知られ、「ヤママヤー」「ヤマピカリャー」などと呼ばれてきた。ヤマピカリャーは「山で光るもの」「目がぴかっと光るもの」を意味するとされる。

1965年、作家の戸川幸夫は地元の猟師から、虎毛のオオヤマネコを殺したという話を聞いた。猟師によれば、肩の高さは大人の膝ほど、尾は約60センチメートル、全長は飼い猫の2倍ほどだったという。この調査がきっかけとなってイリオモテヤマネコが見つかり、1967年に今泉吉典が新種として発表した。

▼その後も続く目撃談

1982年の読売新聞は、長年イノシシ猟をしてきた猟師がテドウ山にかけての山中で10回にわたってそれらしい動物を見て、そのうち1回は捕らえて食べたと伝えた。子連れのヤマピカリャーを見たという話も寄せられたという。

2007年には、島根大学の秋吉英雄教授が島の西部の崎山半島で、イリオモテヤマネコより大きく、尾が長く斑紋のある動物を見たと報告している。一方で、毛皮や骨などの証拠は見つかっていない。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    イリオモテヤマネコ誤認説

    夜の山で見たイリオモテヤマネコや野生化した猫の大きさを、実際より大きく見積もったとする説。今泉は、猟師の持っていた頭骨が飼い猫のものだったと指摘している。

  • 弐

    ウンピョウ説

    台湾などに棲んでいた中型のネコ科動物ウンピョウの仲間が、島に生き残っているとする説。

  • 参

    未知の大型ネコ説

    イリオモテヤマネコとは別の、まだ知られていない大型のネコ科動物が島の奥地に棲むとする説。