超常アトラス
シッシーのイメージNo.112
UMAUMA(未確認生物)

シッシー

支笏湖の怪物

鹿も熊も呑んだ湖の主! 日本で2番目に深い支笏湖に、アイヌが語った大アメマス

北海道千歳市の支笏湖は、最深部363メートル、日本で2番目に深い湖である。UMAの一覧では「シッシー」の名で挙げられ、その正体は湖に棲む巨大なアメマスではないかと語られてきた。

現場
北海道千歳市 支笏湖
初出
2024年
怪奇度
★★★★★

▼大アメマスの伝説

支笏湖には、アイヌの人々が語り伝えた大アメマスの話がある。湖を造った神トーカラカムイが、怒って放した魚をすべて海へ投げ捨てたとき、岩陰に隠れた1匹のアメマスだけが生き残った。

そのアメマスはやがて大きな化け物に育って湖の主となり、鹿や熊を呑み込み、舟を沈めた。最後は神の子の姉弟が金のやすで6日6晩戦って退治し、細かく切って湖へ投げ込むと、それが今のアメマスになったという。

▼深く澄んだ湖

支笏湖は約4万4000年前の大噴火でできたカルデラに水がたまった湖で、平均水深は265メートル、湖水の量は琵琶湖に次いで日本で2番目に多い。栄養が乏しく、水の透明度が高いことでも知られる。

シッシーの具体的な目撃の記録はほとんど伝わっていない。海外の未確認動物の研究者は、2メートル級のサケの仲間ではないかと推測している。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    巨大アメマス説

    湖に棲むアメマスが大きく育ったものとする説。ただしアメマスは1メートルを超えれば大物とされる。

  • 弐

    大型マス類説

    支笏湖に棲むブラウントラウトなど、大型のマスの仲間を見間違えたとする説。

  • 参

    伝説の投影説

    アイヌの大アメマスの言い伝えが、現代の怪物の噂として語り直されたとする見方。