▼湖底の四本足
UMAを扱う本によれば、1971年、ある大学の調査団のダイバーが中禅寺湖の湖底で、泥の中を這う巨大な蛙のような四本足の怪物を見たという。その体長は4メートルほどだったと伝えられる。
のちにチュッシーは、体長15メートルにもなるサンショウウオに似た生き物として語られるようになった。首の長い恐竜型が多い日本の湖の怪物の中で、両生類のような姿は珍しい。
▼深く冷たい湖
中禅寺湖は約2万年前、男体山の噴火で川がせき止められてできた湖で、人造湖を除けば日本で最も標高の高い所にある。最大水深は163メートルに達する。
地元では平成に入ってからも冗談まじりに話題にのぼることがあったというが、確かな記録は乏しく、ネッシーブームの産物の一つとみる人もいる。
正体をめぐる諸説
- 壱
放流魚の見間違い説
誰かが放したチョウザメなどの大型魚を見誤ったのではないかとする説。
- 弐
ネッシーブームの産物説
ネス湖の怪獣が話題になった時代に、各地で生まれたご当地の怪物の一つとする見方。
- 参
巨大両生類説
オオサンショウウオのような両生類が、冷たく深い湖で大きく育ったとする説。
