超常アトラス
鬼のミイラのイメージNo.54
UMAUMA(未確認生物)

鬼のミイラ

大乗院の鬼さん

立てば2メートル超え、指は3本! 108段の石段の上に祀られた鬼の亡骸

大分県宇佐市の十宝山大乗院には、鬼のミイラが祀られている。座った姿で高さ1.4メートル、立ち上がれば2メートルを超えるという大きな体に、3本の指と頭の角。地元では「鬼さん」と呼ばれ、大切にされてきた。

現場
大分県宇佐市四日市 十宝山大乗院
初出
1925年
怪奇度
★★★★★

▼石段の上の鬼

大乗院は、宇佐市四日市の通りから108段の石段を上った先にある。鬼のミイラは、膝を曲げて手を組み、座った姿で祀られている。

座高は1.4メートル、立てば2メートルを超えると思われる大きさだ。手足の指はいずれも3本で、顔の長さは約30センチ、頭には長さ5センチの角が生えているという。

▼檀家が買い求めた鬼

宇佐市によれば、このミイラは大乗院の檀家が縁あって購入し、寺に納めたと伝えられている。大正14年(1925年)に5500円で取り引きされたとも紹介されている。

落ちくぼんだ目と半開きの口は、何かを訴えかけているようにも、笑っているようにも見える。テレビで取り上げられたこともあり、休日には遠方から参拝者が訪れる。拝観はできるが、撮影は禁じられている。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    鬼実在説

    かつて日本には鬼と呼ばれる大きな生き物が実在し、このミイラはその亡骸だとするオカルト的な説。

  • 弐

    造形物説

    人や動物の骨、木や紙などを組み合わせて作られた細工物で、見世物として出回ったものとする見方。

  • 参

    信仰の対象説

    真偽よりも、鬼を祀り供養すること自体に意味があり、地域の信仰として守られてきたとする見方。