超常アトラス
ダイオウイカのイメージNo.118
UMAUMA(未確認生物)

ダイオウイカ

小笠原沖の深海の巨大イカ

伝説の怪物クラーケンはここにいた! 父島沖の深海で世界で初めて撮られた巨大イカ

船を襲う海の怪物「クラーケン」のもとになったともいわれる巨大なイカ、ダイオウイカ。長く死骸でしか知られなかったこのイカの生きた姿が、東京都の小笠原諸島・父島の沖で、世界で初めて写真と動画に収められた。

現場
東京都 小笠原諸島 父島東方沖の深海
初出
2004年
怪奇度
★★★★★

▼深海で生きた姿を追う

国立科学博物館の窪寺恒己らのチームは、2002年から父島の沖で深海の大型イカの調査を始めた。2004年9月、水深900メートルの深海で、生きたダイオウイカの静止画を世界で初めて撮影し、2005年9月に論文と写真を発表した。

チームは2006年12月にも、小笠原沖の水深650メートルあたりからダイオウイカを釣り上げ、海面で動く姿をビデオに収めている。

▼潜水艇がとらえた23分

NHKとディスカバリーチャンネルは2009年、小笠原でダイオウイカが泳ぐ姿を撮る大規模なプロジェクトを発表した。2012年7月10日、有人潜水艇トライトンが水深630メートル付近から900メートル付近まで、23分にわたってダイオウイカを撮影することに成功した。

2013年1月にこの成果が発表され、1月13日のNHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」は大きな反響を呼んだ。怪物の正体の一つが、科学の目で確かめられた瞬間だった。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    クラーケンの正体説

    北欧の海の怪物クラーケンの伝説は、ダイオウイカの目撃や漂着から生まれたとする見方。

  • 弐

    さらに大きなイカの存在説

    深海には、これまで見つかった個体よりはるかに大きなイカが潜んでいるとする説。