▼新居漁港の沖に現れた背中
2012年3月18日の午後3時ごろ、浜名湖の太平洋側にある新居漁港から約400メートル沖で、地元の漁師らが見慣れない生き物を目撃した。報告によると、体長は4〜5メートル、水面から出た部分の高さは50〜60センチほどで、背中は茶褐色の毛に覆われ、斑点が見えたという。
生き物はその後およそ3時間にわたって湖を行き来し、複数の人が目にした。ところがその間、一度も頭を水面から上げなかったため、正体の見当がつかなかった。翌19日には静岡新聞が報じ、警察も出動する騒ぎになったとされる。
▼いくつもの呼び名と、その後の目撃
この生き物には決まった名前がなく、「ハッシー」「ハマちゃん」「ハマッシー」など、人によってさまざまな呼び名がつけられた。2022年9月上旬には、浜名湖が海とつながる今切口の付近で、水面を猛スピードで泳ぐ大きな生き物が撮影され、UMA研究家の中沢健氏は「ハマちゃん」の再来ではないかと話題にした。
正体をめぐる諸説
- 壱
クジラ・イルカの迷い込み説
スナメリやイルカ、ゴンドウクジラなどの小型のクジラ類が、海から湖へ入り込んだとする見方。
- 弐
アザラシ・トドの迷い込み説
茶色い毛と斑点という証言から、アザラシやトドなどの鰭脚類が迷い込んだとする説。
- 参
大型の魚説
汽水域にも入るサメや、オカルト研究家の山口敏太郎氏が挙げたリュウグウノツカイなど、大きな魚だったとする説。
