▼竜の伝説が残る湖
芦ノ湖は箱根火山のカルデラにできた湖で、面積は約7平方キロメートル、最も深い所は43.5メートルある。湖畔の箱根神社には、天平宝字元年(757年)に神社を建てた万巻上人が、人々を苦しめていた湖の九頭龍を調伏し、守り神として祀ったという伝承が残る。
▼ネッシーブームの「アッシー」
アッシーは、屈斜路湖のクッシーや池田湖のイッシーと同じく、ネス湖のネッシーにならって名づけられた日本の湖のUMAの一つである。1970年代から話題になったとされるが、いつ誰が何を見たかという具体的な記録は伝わっていない。
芦ノ湖にはニジマスなどのマス類やブラックバスが放流されており、大きく育った魚がアッシーとして語られたのではないかという見方がある。
正体をめぐる諸説
- 壱
大型魚説(有力)
放流されたマス類やブラックバスなどが大きく育ち、その姿が怪物と見なされたとする見方。
- 弐
ブームの創作説
ネッシーブームにあやかって生まれた、実体のない話だとする見方。
- 参
首長竜説
ネッシーのような首長竜が湖に潜むとする説。芦ノ湖は約3000年前にできたとされ、時代が合わない。
