超常アトラス
レンデルシャムの森事件のイメージNo.48
怪現象UFO・怪現象

レンデルシャムの森事件

イギリスのロズウェル

米空軍の兵士たちが森で光る物体を追った! 副司令官が録音とメモに残した、クリスマスの夜の怪光

1980年12月、イギリス・サフォーク州のレンデルシャムの森で、近くの基地に駐留する米空軍の兵士たちが、森の中に光る物体を見た。副司令官みずからが調査に入り、その記録を公式のメモに残したことで、事件は「イギリスのロズウェル」と呼ばれるようになった。

現場
イギリス イングランド サフォーク州 レンデルシャムの森
初出
1980年
怪奇度
★★★★★

▼裏門の外の光

森のそばには、米空軍が使うイギリス空軍のウッドブリッジ基地とベントウォーターズ基地があった。1980年12月26日の未明、ウッドブリッジ基地の裏門の外の森で、警備兵が奇妙な光を見つけた。

ジム・ペニストンやジョン・バロウズらが森に入って光を追った。のちのメモには、金属のように見える三角形の物体が森を白く照らしていたと書かれている。

▼ホルト中佐のメモと録音

12月28日の未明、基地の副司令官チャールズ・ホルト中佐が部下を連れて森に入り、その様子を小型のカセットに録音した。地面には三つの小さなくぼみや、焼け跡、折れた枝があったという。

ホルトは1981年1月13日付で、イギリス国防省に「説明のつかない光」と題したメモを送った。このメモは1983年6月、アメリカの情報公開法によって公開された。メモには最初の夜の日付が27日と書かれている。

▼灯台の光だったのか

懐疑派は、明るい火球(流星)、近くのオーフォードネス灯台の光、そして明るい星を見誤ったものだと説明している。ホルトの録音で光が点滅する間隔は、5秒ごとに光る灯台と一致するとの指摘もある。警察も、くぼみは動物によるものだった可能性があるとした。

イギリス国防省は、国の安全を脅かすものではなかったとしている。2005年には森林委員会が森に散策路を作り、人々はそれを「UFOトレイル」と呼んでいる。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    灯台・流星の見間違い説(有力)

    火球とオーフォードネス灯台の光、明るい星が重なり、森の中の物体に見えたとする見方。

  • 弐

    宇宙船の着陸説

    地球外の乗り物が森に降り立ち、兵士たちがそれに近づいたとする説。公的な裏付けは見つかっていない。

  • 参

    軍の秘密実験説

    基地の周辺で何らかの機密の実験や事故があり、それが隠されたとする説。