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米海軍のパイロットが追った白い「チックタック」! 国防総省が公開した赤外線映像

2004年11月、カリフォルニア沖で訓練中だった空母ニミッツの艦隊で、戦闘機のパイロットたちが白く細長い謎の物体に出会った。その赤外線映像は2017年に報道され、2020年に国防総省が正式に公開した。

現場
アメリカ カリフォルニア州 サンディエゴの南西約160km沖
初出
2004年
怪奇度
★★★★★

▼レーダーが捉えた物体

2004年11月14日、空母ニミッツの打撃群は、サンディエゴの南西約100マイル(約160キロメートル)の沖で訓練をしていた。艦隊の巡洋艦プリンストンのレーダーは、それまでの約2週間、高度8万フィートから急降下して2万フィートで止まる謎の航空物体を捉えていたという。

その日、デヴィッド・フレーバー中佐とアレックス・ディートリックらの戦闘機が、レーダーの示す地点へ向かった。

▼白いチックタック

フレーバーによれば、海面の白く泡立つ場所の上に、長さ約12メートルの白い楕円形の物体が浮かんでいた。パイロットと兵装システム士官の計4人が、約5分間それを見たとされる。

その後に飛んだチャド・アンダーウッド少佐が、赤外線カメラで物体を撮影した。映像に映った形から、物体は「チックタック」(細長い菓子の名)と呼ばれるようになった。

▼公開と議論

映像は2017年12月にニューヨーク・タイムズが報じ、2020年4月27日に国防総省が正式に公開した。

物体の正体は分かっていない。懐疑的な研究者は、視差による見かけの動きや機器の誤差、通常の航空機の見誤りなどの可能性を挙げている。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    観測の誤差・見誤り説

    視差による見かけの動きやセンサーの誤差、通常の航空機の見誤りで説明できるとする懐疑派の見方。

  • 弐

    未知の技術をもつ機体説

    既知の航空機ではあり得ない動きをする、未知の技術の機体だとする説。

  • 参

    地球外の飛行物体説

    物体は地球外から来たものだとする説。裏づけとなる証拠はない。