超常アトラス
空飛ぶ人型のイメージNo.164
UMAUMA(未確認生物)

空飛ぶ人型

フライング・ヒューマノイド

黒いマントの「魔女」がパトカーに襲いかかった! メキシコの夜空を舞う人型の怪物

空中を浮かぶように飛ぶ、人のような形をした黒い影。メキシコを中心に写真や映像が数多く撮られ、「フライング・ヒューマノイド」と呼ばれてきた。2004年には、モンテレイ郊外で警察官がこの怪物に襲われたという事件が伝えられた。

現場
メキシコ ヌエボ・レオン州 グアダルーペ(モンテレイ東郊)
初出
2004年1月16日
怪奇度
★★★★★

▼空に浮かぶ黒い人影

フライング・ヒューマノイドは、人間に似た形をした、黒やこげ茶色の空飛ぶ存在である。世界各地で報告があるが、特にメキシコでの目撃が多く、写真や動画もいくつも撮られている。

姿は報告ごとにまちまちで、人間のように見えるものもあれば、宇宙人の「グレイ」のような形のものもある。黒いマントを羽織った魔女のようだったという証言もある。

▼パトカーを襲った怪物

伝えられるところでは、2004年1月16日の深夜、モンテレイの東隣の町グアダルーペでパトロールしていた警察官が、木の上から黒い姿のものが降りてくるのを見た。それは地面から浮いたまま猛烈な速さで迫り、パトカーのボンネットに乗ってフロントガラスを何度もたたいたという。

警察官は無線で助けを求め、駆けつけた仲間に保護されたが、体に異常はなかったとされる。この怪物は、コウモリのような「マンバット」として、フライング・ヒューマノイドと区別されることもある。

▼正体は風船か

飛んでいるのにエンジン音がなく、形が報告ごとに違うことから、近年は人の形をした風船(気球)を見誤ったものとする説が有力になっている。

ほかに、人が乗って飛ぶ小型の飛行装置や、ムササビのように滑空するウイングスーツを見誤ったとする説もある。日本のテレビ番組でもたびたび紹介され、雑誌『ムー』は南極のUMA「ニンゲン」と結びつける推測も示した。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    風船の見誤り説(有力)

    人の形をした風船や気球が空を漂うのを見誤ったとする説。エンジン音がなく形がまちまちな点をよく説明する。

  • 弐

    飛行装置・ウイングスーツ説

    人が乗る小型の飛行装置や、滑空用のウイングスーツを見誤ったとする説。

  • 参

    宇宙人説

    人に似た姿で空を飛ぶ存在の正体を、宇宙人だとする説。