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ファティマの奇跡のイメージNo.93
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ファティマの奇跡

太陽の奇跡

数万人の前で太陽が舞った! 3人の子どもが予告した1917年10月13日の出来事

1917年、ポルトガル中部の村ファティマで、3人の羊飼いの子どもが聖母マリアの出現を語った。予告された10月13日、野に集まった数万人の人々は、太陽が回り、色を変えて揺れ動くのを見たと伝えている。

現場
ポルトガル サンタレン県 オウレン市 ファティマ(コヴァ・ダ・イリア)
初出
1917年
怪奇度
★★★★★

▼羊飼いの子どもたち

ルシア・ドス・サントスと、いとこのフランシスコ・マルト、ジャシンタ・マルトの3人は、1917年5月13日、コヴァ・ダ・イリアの野で聖母マリアの姿を見たと語った。その後も毎月の出現が続いたとされる。

子どもたちは、聖母が10月13日に奇跡を示すと約束したと伝えた。この知らせは広まり、当日には大勢の人々が野に集まった。

▼10月13日の太陽

1917年10月13日、集まった人々は5万〜7万人と見積もられている。証言によれば、太陽が空でジグザグに動いたり回ったりし、さまざまな色の光を放つ様子が10分ほど続いたという。

会場には多くの撮影者もいたが、太陽の動きそのものを写した確かな写真は残っていない。見えた様子は人によっても異なっていた。

▼巡礼の地として

1930年10月13日、司教は出現を「信じるに値する」と認め、ファティマでの聖母崇敬が公に許された。フランシスコは1919年、ジャシンタは1920年に病で亡くなり、2017年に聖人とされた。修道女となったルシアは2005年に97歳で亡くなっている。

いまファティマは世界有数の巡礼地となり、毎年多くの人々が祈りを捧げに訪れる。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    神の奇跡とする信仰

    聖母マリアの約束どおりに示された奇跡であるとする、カトリック信徒の受けとめ方。

  • 弐

    太陽を見つめたことによる錯視説

    長く太陽を見つめたことで、残像や目の錯覚が起き、太陽が動いて見えたとする説明。

  • 参

    大気の光学現象説

    空の雲や塵、幻日などが太陽の見え方を変えたとする見方。