超常アトラス
ビッグフットのイメージNo.16
UMAUMA(未確認生物)

ビッグフット

サスカッチ

振り返った獣人の顔! 1967年、カリフォルニアの森で撮られた「世界一有名な1分間」

北米の深い森には、身長2メートルを超える毛むくじゃらの獣人が棲むという。その名はビッグフット。1967年に撮影された短いフィルムは、半世紀以上たったいまも論争の的であり続けている。

現場
アメリカ カリフォルニア州北部 ブラフ・クリーク
初出
1958年
怪奇度
★★★★★

▼ブルドーザーの周りの足跡

1958年8月、北カリフォルニアのブラフ・クリーク付近で林道工事をしていた作業員ジェリー・クルーが、ブルドーザーの周りに人のような巨大な足跡を見つけた。彼が石膏で型を取って地元紙ハンボルト・タイムズに持ち込むと、記事は全米に広まり、「ビッグフット」という呼び名が一気に定着した。

ただし2002年、この工事を請け負っていたレイ・ウォレスが亡くなると、家族は彼が木製の大きな足型で足跡をつけたいたずらだったと明かしている。

▼パターソン=ギムリン・フィルム

1967年10月20日、ロジャー・パターソンとボブ・ギムリンは、馬に乗ってブラフ・クリークの川辺を探索していた。そのとき、川岸を二足で歩く黒っぽい毛の大きな生き物に出くわし、パターソンは16ミリカメラで約1分の映像を撮影した。生き物は歩きながらこちらを振り返り、やがて森へ消えていった。

現場にはおよそ37センチの足跡が続いていたという。この映像は、ビッグフットの存在を示すもっとも有名な証拠として、今日まで繰り返し分析されてきた。

▼着ぐるみか、未知の霊長類か

2004年、ワシントン州の男性ボブ・ヘイロニマスが、映像の生き物は着ぐるみを着た自分だったと名乗り出た。作家グレッグ・ロングは、着ぐるみを売ったとする業者の証言も紹介している。

一方で、ギムリンは撮影が本物だったと語り続け、映像の歩き方や筋肉の動きは着ぐるみでは再現できないと主張する研究者もいる。決定的な決着は、いまだについていない。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    着ぐるみ説

    1967年の映像は人が着ぐるみを着て演じたものだとする説。中に入っていたと名乗る人物も現れている。

  • 弐

    クマ誤認説

    後ろ足で立ち上がったアメリカクロクマなどを見間違えたとする説。多くの目撃談はこれで説明できるとされる。

  • 参

    未知の大型霊長類説

    ギガントピテクスの子孫など、未発見の大型類人猿が北米の森に生き残っているとする説。