超常アトラス
ベルメスの顔のイメージNo.95
霊界霊能・異界

ベルメスの顔

顔の家(ラ・カサ・デ・ラス・カラス)

台所の床に人の顔が浮かび上がった! 削っても、また現れる

1971年8月、スペイン南部アンダルシアの村ベルメス・デ・ラ・モラレダで、ある家の台所の床に人の顔のような染みが現れた。床を壊して作り直しても顔は再び浮かび、家は「顔の家」と呼ばれるようになった。

現場
スペイン アンダルシア州 ハエン県 ベルメス・デ・ラ・モラレダ
初出
1971年
怪奇度
★★★★★

▼床に浮かんだ顔

1971年8月23日、この家に住むマリア・ゴメス・カマラは、台所のコンクリートの床に顔の形をした染みがあるのに気づいた。家族はつるはしでその床を壊し、新しいコンクリートを流し込んだという。

ところが顔は再び現れ、その後も30年にわたって、さまざまな顔が浮かんでは消えたと語られている。1972年の復活祭のころには、何百人もの人が家を訪れるようになった。

▼床下から出たもの

顔が現れた後、台所の床下が掘り返され、深さ2.8メートルほどの所から人骨が見つかったと伝えられる。この発見が、顔は床下に眠る人々のものではないかという噂を広げた。

ただし、のちに家族は、見つかった骨は言われているほど多くはなかったと語っている。

▼本物か、作り物か

懐疑的な研究者たちは、顔は塗料や薬品で描かれたものだと結論づけ、家族が見物人を集めるために仕組んだと疑った。一方、超常現象の研究者の中には、マリアが無意識に念で写し出したと考える人もいた。

2014年にはスペインのテレビ番組の依頼による分析が行われ、外から手を加えた跡は見つからなかったと報告されたが、議論は決着していない。マリアは2004年に85歳で亡くなった。

正体をめぐる諸説

  • 壱

    人の手による作り物説

    顔は塗料や薬品で床に描かれたもので、見物人を集めるために作られたとする見方。

  • 弐

    念写説

    家に住むマリアが無意識のうちに念の力で顔を写し出したとする、超常現象研究者の説。

  • 参

    床下の死者の訴え説

    床下に眠っていた人々の霊が、顔となって現れたとするオカルト的な解釈。